体力維持へ ユニーク体操 宇治田原町で「若返り塾」


京都府宇治田原町で高齢者の体力づくりを進める「元気はつらつ若返り塾」主催の体操リーダー養成講座が1日、同町荒木の老人福祉センターやすらぎ荘で初めて開かれた。50代から80代までの35人が、体に負担なく体力維持できる体操を学んだ。

 講座は、同塾でリーダーとして活躍できる人材を育てようと企画した。府リハビリテーション支援センター作業療法士の田中正子氏が「主体的に、無理せずに運動を続けて」と体力づくりの大切さについて講演し、同塾の講師を務めている健康運動指導士の松本行基さんが体操を教えた。

 参加者は、松本さんからバランスボールや、袋に玄米を詰めた握力を鍛える道具「にぎにぎ」などの使い方を教わり、「体が温まってきた」などと話しながら体操を楽しんだ。講座終了後、参加者にリーダー養成講座修了書が配られた。

京都新聞 - 2006/12/1