12/1 イングランドで、来年7月1日から公共の建物内における全面禁煙がスタート

イングランドにおける公共の建物内全面禁煙の実施時期が、予定より数ヵ月遅れで発表され、来年7月1日からパブやバーなど、公共の建物内での喫煙が全面的に禁止されることが報じられた。

イングランドの禁煙法案の中にははじめ、プライベートのメンバー制クラブや、食事を提供しないパブなどを対象外とする妥協案が提示されていたが、最終的にこれらの場も禁煙となることが決定された。

パトリシア・ヒューイット保健相は、今回の全面禁煙を「公共の健康のための大きな勝利」とし、決定までには長い試練の道が続いてきたが、今後も、ビジネス業界が来年までに禁煙法導入に対応するための十分な準備ができるよう、支援しなければならないことがたくさんあるとコメントしているという。

公共の場における全面禁煙は、すでにアイルランドやニュージランド、またスコットランドでもすでに導入されており、ウェールズでもイングランドより一足早く来年4月2日から、北アイルランドでも4月30日から実施される予定。
ジャーニー - 2006/12/2