健康福祉局は生徒13人からノロウイルスが検出されたと発表

大阪市此花区の宿泊施設で12日夜、修学旅行で宿泊していた岩手県立宮古工業高校の2年生の生徒ら数十人が吐き気や発熱などの症状を訴えた問題で、大阪市健康福祉局は14日、生徒13人からノロウイルスが検出されたと発表した。11日に同校の生徒と同じ、奈良県斑鳩(いかるが)町の料理店で昼食をとった長崎県内の私立女子高校の生徒6人も同様の症状を訴えており、関連を調べている。

 同局によると、治療などのため大阪市内に残っていた宮古工業高校の生徒ら40人は14日、体調が回復し、全員岩手に帰った。生徒らは9日朝に地元を出発して京都や奈良を回り、11日に大阪に到着。同日夜から12日夜にかけ、相次いで体調不良を訴えていた。

朝日新聞 - 2006/12/14