健康管理がますます問われるようになった、ティーンを救え!

「ジョージ、ゲームばっかりしていないで…」。今日もまた、マミィのお小言が聞こえてくる。脂ぎったスナックを食べながらテレビ・モニターの前で過ごす…ティーンの間にそんなライフスタイルが定着して久しい。「米国疾病管理センター1999-2002年調査」によれば、12〜19歳の16%が太り過ぎだという(関連情報)。この割合は、70年代は5%だった。大幅に増えたことから、ティーンの健康管理がますます問われるようになった。太り過ぎの元凶は2つ。1つは、乱れた食生活、そしてもう1つは運動不足だ。

8歳から18歳の少年少女が、映画、ビデオ・ゲーム、コンピューター、音楽、テレビ、読書などメディアに費やす時間は1日に平均6時間21分(2005年3月Kaiser Family Foundation調べ)。ビデオ・ゲームとコンピューターに費やす時間は、1999年の調査結果と比べて、それぞれ23分、35分ずつ増加している。10代の子供を持つ親であれば、ティーンの運動不足を身にしみて感じているに違いない。

nikkeibp.jp - 2006/12/14