健康診断を受ける松坂、入団へ大きく前進 60億超で6年契約の報道も

【ボストン13日共同】米大リーグ、レッドソックスと入団交渉を続けている西武の松坂大輔投手は13日、健康診断を受けるためロサンゼルスから当地に到着した。期限の15日午前零時(日本時間同日午後2時)を前に、難航が伝えられていたが、契約の前提ともいえる健康診断のため当地入りしたことで、交渉は大きく前進したとみられる。

 AP通信によると、両者は6年契約、総額5200万ドル(約60億8400万円)で合意に近づいているという。代理人のボラス氏は以前、合意なしに松坂投手が健康診断を受けることはないと話しており、14日に正式発表される可能性が高い。

 松坂投手とボラス氏は13日朝、ロサンゼルス近郊で交渉を続けていたレッドソックスの幹部らとともにヘンリー・オーナーの自家用ジェット機でボストンに移動した。

 これまでの交渉では、6年契約は共通していたものの、年俸で300万ドルの差があったと伝えられていた。

神戸新聞 - 2006/12/14