健康増進課はノロウイルスの可能性があるとみて調べ

山口県で16日開催の「第14回全国中学校駅伝大会」で、感染性胃腸炎の症状を訴えている生徒らは同日、あらたに40人増えた。

 県教育委員会によると、昨夜から16日早朝にかけて下痢や吐き気などの症状を訴えたという。これまでに症状を訴えたのは計11校88人の生徒と教諭。

 9人が入院したが、重症者はおらず、すでに7人が退院しているという。県健康増進課はノロウイルスの可能性があるとみて調べている。

 症状が出たのは山口市湯田温泉の「ホテルかめ福」と「ホテルニューかめ福」に宿泊していた11校162人の生徒と教諭で、県はホテルに水道の蛇口を消毒するなど衛生管理の徹底を指導している。

神戸新聞 - 2006/12/16