「歯と歯ぐきの健康」に9割が不安、SAFETY JAPAN調査

 歯磨きの頻度や、歯と歯ぐきの健康のために気をつけていること、中高年が歯を失う主な原因といわれている歯周病への備えなどを尋ねた。

 まずはじめに、歯、歯ぐきの健康状態に不安を感じているかを尋ねた。

 「49歳以下」と「50歳以上」で比べると、「強く不安を感じる」~「やや不安を感じる」の合計はそれぞれ90%、92%でほぼ同じ。

 「強く不安を感じる」割合は「49歳以下」(28%)が「50歳以上」(20%)を上回る結果となった。

 永久歯が虫歯になったことがある経験者は98%にも上った。そのうち虫歯が治療済みの人は90%、治療中の人が7%。ほとんどの人は虫歯があるが、治療済みという結果だ。

 次に、歯周病にかったことがあるかを尋ねた。

 歯周病にかかったことがある人は39%、ない人も39%で同率となった。

 ただし、「50歳以上」の人では、歯周病にかかったことがあるのは58%と過半数だ。

 「49歳以下」では26%と少なく、年齢が高いほど歯周病にかかる比率が高くなるようだ。

 また、歯周病にかかった人のうち、50%は治療済みで、34%が治療中。

 治療していないとの回答が16%もあった。

 歯周病は必ず治療するものと考えていない人がいるようだ。

nikkeibp.jp - 2007年2月15日