健康バランスガイド:食生活、身体活動を点検

健康な生活をおくるために食生活や身体活動について解説する「いしかわ健康バランスガイド」を石川県が作成。県内各市町の担当者や保健師、栄養士などを対象にした説明会がこのほど、県庁で開かれた。

 食事編は新澤祥恵・北陸学院短大教授が説明。栄養バランスをとるため、料理を、
▽ごはんやパンなどの主食▽魚や肉などの主菜
▽野菜やいもなどの副菜▽牛乳・乳製品
▽果物の5グループに分けることを提案。

ごはん小盛りを「主食一つ」とするなど単位を決め、各グループを1日どれだけとればいいか、性別や年齢に応じて示した。表を作って、自分がとった食事バランスをチェックできるようになっている。

 また、バランスのとれた郷土料理として、治部煮や甘えびの煮物、能登地方に伝わる「あいまぜ」と呼ばれる根菜類の煮物などの作り方も紹介している。また、主食をしっかり取ることを呼びかけた。

 身体活動編では、洗車や掃除、雪かきなどの活動ごとにポイントを決め、年代ごとに、どれくらいの活動が必要かを示し、表でチェックできるようにしている。

 公開セミナーは26、28の両日、午後2~4時、県庁で。

問い合わせ、申し込みは石川県健康推進課(076・225・1437)。【池内敬芳】

ライブドア・ニュース - 2007年2月3日