即席めん使いバランスよい料理 四国大で「健康と栄養セミナー」


インスタントラーメンの栄養バランスのよい食べ方を学ぶ「インスタントラーメン 健康と栄養セミナー」(徳島県栄養士会など主催)が二日、徳島市内の四国大学であった。

 栄養士や同大短期大学部の学生ら約百人が参加。紹介されたメニューは、砕いたインスタントラーメンを県特産の阿波尾鶏やレンコンなどの野菜と炊いた丼や、なると金時と混ぜて冷やしたタルトなど四品。タンパク質やカルシウムの豊富な料理が、十?二十分ほどで出来上がった。

 昼食にインスタントラーメンをよく食べるという同学部一年の森彩花さん(19)=同市南佐古六番町=は「一手間で、おいしく栄養もある料理に仕上がった。家でも作ってみたい」と話していた。

 調理実習の後、講演した生活評論家の若村育子さんは「品質表示をよく見て栄養バランスを考え、上手に加工食品とつきあってほしい」とアドバイスした。
【写真説明】インスタントラーメンを使った調理実習に取り組む参加者=徳島市内の四国大

徳島新聞 - 2006/12/3