川崎重工業は二日、車両カンパニー兵庫工場(神戸市兵庫区)が今年で開設百周年を迎えたのを記念し、川崎病院(同)に最新のコンピューター断層撮影装置(CT)を寄贈した。
地元住民対象に割安料金
米ゼネラル・エレクトリック社製。既存のCTより短時間で多くの画像を撮影して検査でき、患者の負担も減る。
同病院は神戸市兵庫、長田区民を対象に、同装置を使った人間ドックを従来料金の二割引きで設定する。
車両カンパニープレジデントの瀬川雅司・川重常務は「地域の皆さんの健康に貢献したい」と話している。
同病院は一九三六年に川重の企業病院として開設。後に医療法人として独立した。病床数は二百九十七。
神戸新聞 - 2006/12/3
川崎病院にCT寄贈 川重、兵庫工場100周年記念