保健補導員の発足会

 長野県伊那市宮田村保健補導員会の2007年発足会は5日、村老人福祉センターで開いた。新たな会長に鈴木初美さん=町三区=、副会長に唐澤艶子さん=同=、清水時江さん=町一区=が就き、さっそく情報交換。30人の補導員が地域密着で保健活動を展開するが、今年は国の医療制度改革をにらんで若年からの健康づくりを年間通じて学習する。

 高齢になってからの医療費抑制を目標に、比較的関心が薄いとされる若い世代の健康増進が今年のテーマ。研修会などを通じて学習を深め、意識高揚にも力を入れていく考えだ。

 発足会で鈴木会長は「昨年も自分たちの健康は自分たちで守ろうと取り組んできた。今年1年間も皆さんの協力を」と呼びかけた。

 村の保健補導員は地区ごとに2人から6人が選出され、任期は2年。新年に半数を改選している。

 この日は、昨年の活動状況を交えて情報交換。また、村保健補導員が編み出したオリジナルのズンドコ節を踊って、1年目、2年目の補導員がともに汗を流して交流を深め、業務を始めた。

伊那毎日新聞 - 2007/1/6