健康管理がインターネットで可能に

コナミスポーツ
健康のことでスポーツクラブ最大手のコナミスポーツ&ライフは、自社のスポーツクラブに導入しているフィットネスマシンをネットワークで接続し、運動の記録を集中管理するシステム「e-エグザス」を構築しています。e-エグザスは、スポーツクラブ内のフィットネス機器や健康測定機器をネットワークでつなぎ、個人の運動履歴をセンターに蓄積する「個人トレーニング履歴管理システム」です。

スポーツクラブの会員がスポーツクラブのフィットネス機器でどれだけ運動したのかや、体組成計で測定した身体のデータなどをデータベースに蓄積しています。スポーツクラブの会員は自分の運動量を確認するほか、目標に対する進捗状況や自分の健康の状態の確認ができます。この仕組みを構築するためにフィットネス機器はコナミスポーツ&ライフが開発しました。

現在では、歩数計で測定した家庭や外出先の運動の量も、インターネットからデータベースに蓄積できるようになっています。歩数計はUSB端子を持っていますので、歩数計をパソコンからインターネット経由で送信できます。

体重や体脂肪、基礎代謝量などを測ることが可能な体組成計もコナミスポーツ&ライフが開発しています。計測データを歩数計に保存して、自宅のパソコンからインターネット経由の手順でデータベースに蓄積することができます。ご自分の運動の履歴や健康の状態は、パソコン用の専用のソフトや、テレビに接続できる専用の機器を使用すれば、自宅でもチェックできるようになっています。

コナミとIIJが共同出資したインターネットレボリューションが、2006年12月に健康や運動、美容に関するポータルサイトの「i-revoケンコウ」を開設しています。2007年3月末には、イーエズザスの運動履歴や健康情報をi-revoケンコウで見られるようになっています。

見られる情報は、筋トレの状態を筋肉の部位ごとで見られます。トレーニングした部位は赤く表示されます。筋肉はその部位ごとにどのくらいの間隔でトレーニングすればいいかがわかります。このシステムによって今自分がどこをトレーニングすればいいかが分かるわけです。